コロナ(テレワーク)の影響


コロナの影響

2度目の緊急事態宣言により、飲食店の時短が始まります。

前回の宣言時も、お客様の夕夜間の動きが著しく鈍ったため、販売高前年比が大変なことになりました。

特に、行楽立地は壊滅的な前年比となり、その後も戻りきってない状況です。

緊急事態宣言や時短ばかりが取りざたされていますが、実はテレワークの普及の方が影響大きかったりします。

テレワークの影響

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210105/k10012798721000.html

西村大臣が会見で語った7割目標。

こんなもんが実現したら、オフィス立地は何ともならない事態になります。

商圏人口、特に労働者人口が減ると、朝・昼食需要や間食需要が激減します。

また、その企業への訪問数も当然減るため、機会損失は計り知れません。

簡単に考える人は

「その分住宅立地が儲かるからトントンでは。」

と言われるのですが、実際は

〇オフィス立地   マイナス数十%

〇駅立地      マイナス数十%

〇ロードサイド立地 マイナス十数%

〇住宅立地     プラス数%

と、マイナスの方が大きく目立ちます。

なぜマイナスが大きいのか?

出社しない、ってのが大きいです。

・通勤途中で朝ご飯

・仕事前にコーヒー

・お昼ご飯

・仕事の気晴らしに間食

・仕事中の飲み物

・外出の際の間食、待ち合わせまでの時間つぶし

・帰宅時の寄り道        etc.

ちょっと考えただけでも、これだけの機会を失っているのです。

自宅でもご飯は食べる。との反論もありますが、自宅から出る必要が無くなると、人って外出頻度が激減するんですよね。

テレワークも勤務時間なのですから、そんなに自由に外出もできません。

となると、商圏人口増えたとしても、それが消費に繋がりません。

自宅から出て、初めて機会が生まれるのです。

まあ、だからこそUberとかが業績伸ばしているんですけどね。

 

コロナが治まって、皆が安心して表に出てこられるようになるまでは、この業界は厳しいですね。