2019/08/05
まもなく最賃引き上げの季節がやってきます。
今回は
こうなるみたいです。
最賃引き上げも、メリットはあります。
業界間の給与差が少なくなるので、今までは給与の差で獲得できなかった人財が
少なくとも選択肢の一つとして扱ってくれる。
要は、給与でコンビニを敬遠してた人も来てくれるようになる。ってことです。
飲食業界の人手不足の一因は、この時給差が無くなったこともあると思いますよ。
にしても、926円は厳しいですね。
ひと昔の夜勤の給与ですよ、これ。
こうなると、雇用側としても’選ぶ’ことが必要となってきます。
800円時代なら、仕方ないで済ましていた人財も、この時給となると解雇対象とせざるを得ません。
人件費も有限なのですから、時給が上がれば時間当たりの人は減らさなくてはいけなくなります。
となると、一人当たりの生産性を上げない事には店が回りません。
システムで対応できるものは積極的に導入していきますが、それでも一人一人が自覚をもって動いて
もらわないと、時間内に余裕をもって終わらせるのは難しくなるでしょうね。
経営側は意識改革をし、いかに効率よく、いかに無駄をなくすかに注力するかが重要となります。
また、労働者側も、自分の市場価値を上げないと、容赦なく切られる時代になりそうです。
人手不足が叫ばれていますが、
高い給与払ってまじめに働かない人を雇う余裕はない！！
これが企業の本音ですから。
労使両方の意識改革しないと、私たちみたいな零細企業は難しくなるでしょうね。